マクロビオティックとは


マクロビオティックとは

食べ方の学びをとおして宇宙の秩序を知る

「マクロビオティックの教室をやっていると言うと、「お料理の先生なんですね」と良く言われますが、確かに食も大事ですが、マクロビオティックとは宇宙の秩序を知り、その法則に沿った「生き方」を共に考えるものです。
「自分」の「自」は「自然の自」、分は「一部分の分」。つまり、自分とは「自然の一部であり、自然=宇宙から分けてもらった命」です。 ですから、自然=宇宙の法則に従い、宇宙の一部となって生きる時、愉しく遊ぶためにこの地球に生を受けた人間は他の宇宙創造物と同じように、愉快で愉しく思い通りの人生を歩んでいけます。その「生き方」の中に宇宙の秩序に沿った食ベ方があり、お料理を通して宇宙哲学をお伝えしております。
「マクロ」とは古代ギリシャ語で 「大きい」という意味。「ビオ」とは「命」であり、「ティックス」とは「方法」という意味です。
つまり、大きな視野で命を見つめているのがマクロビオティックですから、大きな視野つまり宇宙的視野で見れば、宇宙に存在するあらゆるものに「良い」「悪い」はなく、全て必然であります。万人に同じ生き方を押し付けるのではなく、それぞれに合った、食べ方、生き方を考えていくのがマクロビオティックです。
マクロビオティックと横文字ですと、海外から入ってきた考え方だと誤解されている方も多いのですが、約100年前に桜沢如一という方がご自分が体が弱く、長く 生きられないと宣告された時に江戸時代の医師石塚左玄の本に出逢い、そこに書かれている穀物採食を実践したところ、 みるみる健康になり、この考えを深め、世界にも広めようとフランスに渡られました。
日本語の「無双原理」では分かりにくいので、欧米人向けに古代ギリシャ語で「不老長寿」のような意味を持つ「マクロビオティック」という単語を用い、世界に広めました。
マクロビオティックとは、古代の日本人が悟っていた自然に寄り添った生活法や知恵を伝えていますが、今は海外で先に広まったものが逆輸入のような形で日本に伝わっています。
天皇家では今でも石塚左玄の食事法にのっとった生活を実践されているそうです。
古代 日本人が悟っていた宇宙観は、食だけでなく、姿勢、衣服、数霊、言霊、望診法、陰陽五行、九星気学等、実に壮大で、知れば知るほど人生益々面白くなり、飽きることがありません。
当校はリーズナブルな価格で広く深く、マクロビオティックを愉しく笑いが絶えない中でお伝えさせて頂いております。」


自然に寄り添った食べ方

一物全体

何かを食べる時、それの一部分を食べるのではなく、例えば、大根なら葉から根元まで全て食べることにより、大根全てのエネルギーを体に取り入れ、バランスよく摂取することができます。その為、基本的に何でも皮ごと丸ごと頂きます。

身土不二

体と土地は二つに分けることができない、つまり、その土地にできるその季節の物を食べます。日本人が、南国にできるバナナやパイナップル等を食べれば体を冷やしすぎてしまいます。日本にできる林檎やみかんをそれらができる季節に食べることが日本人の体には合っているのです。胡瓜等の夏野菜は体を冷やしてくれます。冬に食べるのではなく、暑い夏に食べるのに適しているのです。また「心土不二」とも書かれ、心とその土地も 二つに分けることはできず、私達の心、精神も食べ物やその土地のエネルギーを沢山受けて 日々成長しています。

陰と陽

この世のものは全て陰と陽の二つのエネルギーを持っています。食べ物も陰のエネルギーが 強いもの、陽のエネルギーが強いものがあります。陰性な物ばかり食べていては体がそちら に偏り、陰性な症状、例えば冷えや鬱等の症状が出てきます。そこで陰陽のバランスを考えて食材や調理法を選びながら食べたり、住む場所、生き方を選択する等、陰陽の知恵を身に付けることで、よりスムーズに愉しく生きていくことができます。


マクロビオティックな食べ方とは決して質素でおいしくないものを我慢して食べることではありませ ん。私達の体は本能で陰陽のバランスを取ろうとしているので、おいしくないと感じるものはイコール体が欲していないものです。体が必要としているもの、つまりおいしいと感じるものをおいしいと感じる味付けで食べるのがマクロビオティックな食べ方です。 そして自然に沿った食べ方をすることで人間本来の判断力や本能が冴えてきて人生思い通りにいくことも多くなり毎日楽しく愉快に暮らせるようになっていきます。


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